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2013年の異常気象を振り返り2014年の気象は? [天気・気象]

2013年は記録的な高温や低温から洪水・干ばつまで、2013年は

天候の点で特異な年となった。

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世界の異常気象 

◆1. 米国極西部で干ばつの状況が悪化。

米国南東部と中央部では乾燥状態は改善されたものの、カリフォルニア
州では史上最悪の干ばつが発生し、オレゴン州では観測史上4番目に
降水量の少ない年となった。

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カリフォルニア州が米国最大の農業州だということを考えると、干ばつの
影響は甚大だ。
さらに、ネブラスカ大学リンカーン校国立干ばつ軽減センター(NDMC)に
よると、年が改まって2014年となっても状況が好転する兆しは見られない
という。

これは、高気圧の尾根が沖合に居座っていることが原因とみられる。
通常なら高気圧が長くとどまることはないが、今回は1年以上も動いて
おらず、近いうちに消えることはないと予測されている。


◆2. 台風ハイエン(30号)が、上陸したものとしては観測史上最強の
   熱帯低気圧となった。

この台風は最大風速87.5メートルを超えて5700人もの死者を出し、
フィリピンが暴風雨の直撃を受けた。国連は1100万人が被災したと
報告している。

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◆3. オーストラリアでは観測史上最も温暖な年となった。

10年以上悩まされてきた「千年に一度の干ばつ」が過ぎ去って間もなく、
昨年のオーストラリアでは全国の平均気温が摂氏1.2度上昇した。

NOAAは、「この暖かさは、オーストラリア全土で広く観測されたという
点でも注目に値する。全ての州とノーザンテリトリー準州で、平均気温が
観測史上4位内に入った」とコメントしている。


◆4. 中国とロシアが豪雨に見舞われた。

 ロシアでは140以上の都市で、過去120年で最悪の洪水が起こった。

中国のある行政区では、年間降水量の半分に相当する雨が1日で降った。

このような突然の雨について気になるのは、短時間に猛烈な降り方を
した点だ。

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気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最新の報告では、さらに
激しい降雨現象や突然の豪雨が世界中のさまざまな地点で起こり、
この傾向は今世紀の末まで続くだろうと示唆されている。


◆5. 英国では1962年以来最も寒い春となった。

英国北部で、珍しく3月下旬に記録的な降雪に見舞われた。

2012年にヨーロッパを襲い、凍りつくような寒さを大陸全土にもたらして
数百人の凍死者を出した厳しい寒波を思い出させる気候だった。

北極海の氷が解けた結果、冷えた空気が一気に南下したことが、気温が
低く抑えられた要因とみられている。


◆6. 融解期の北極・南極の海氷がいずれも例年よりも小さくなった。

2013年の融解期(夏)に、北極の海氷面積は観測開始以来6番目の
小ささとなり、南極でも海氷面積は過去2番目の小ささとなった。

氷の成長期(冬)でも、北極の海氷面積は1979年の観測開始以来6番目に
小さい水準にとどまった。

ナショナルジオグラフィック 




日本での異常気象も置くなっているのは事実 


日本の気温~高知・四万十で歴代最高41.0℃

日本の今冬(12-2月)は、周期的に強い寒気が南下したため、北・東日本で
2年連続、西日本では3年連続の寒冬となった。
とくに北日本の日本海側で降雪量は多く、2月末には青森市・酸ケ湯で、
国内歴代最高の積雪566cmを記録した。


夏(6-8月)は太平洋高気圧の勢力が強く、全国で暑夏となった。

とくに西日本は気温が平年より1.2℃も高く、1946年の統計開始以来の
最高温となった高知県四万十市では8月12日に、歴代最高気温となる
41.0℃を観測した。


大雨・台風被害~伊豆大島で大規模土砂崩れ

雨については、夏に東日本と東北の日本海側で降水量がかなり多かった。

とくに7月28日は山口県と島根県、8月9日は秋田県と岩手県、同24日は
島根県で記録的な豪雨となった。

秋(9-11月)は、全国的に台風や秋雨前線の影響でたびたび大雨に
見舞われ、11月には低気圧や寒気の影響で、日本海側で雨の日が
多かった。
このため降水量の平年比は北日本の日本海側で135%、東日本の
日本海側で162%と、これまでの最多記録を更新した。


台風の発生数は平年(25.6個)よりも多い31個で、19年ぶりに30個を超えた。

日本への接近数は14個と平年(11.4個)よりも多く、9-11月は1951年
以降で最多の、66年と同じ9個(平年4.8個)だった。
9月中旬に上陸した台風18号の影響で福井県や滋賀県、京都府で
記録的な豪雨となり、3府県に初の“大雨特別警報”が出された。

10月16日には、台風26号による記録的豪雨で、東京都大島町の伊豆
大島で大規模な土砂崩れ災害が起きた。


世界の気温~2番目の高温

2013年の世界の年平均気温は、1981-2010年の30年間平均よりも
0.20℃高く、統計開始の1891年以降では2番目に高かった。

世界の年平均気温は、100年あたり0.69℃の割合で上昇しており、特に
1990年代半ば以降、高温となる年が多くなっている。
2013年の日本の年平均気温は、30年間平均よりも0.40℃高く、1891年
以降では8番目に高かった。

日本の年平均気温は、100 年あたり1.15℃の割合で上昇している。

サイエンスポータル
2014年も既にニューヨークなどで大寒波や日本海側に大雪などの
異常気象が起きている。

寒暖差が激しいと気象が予測できない事と発生する竜巻や台風が
予想以上に巨大化し大きな被害が出てしまうなど予測に関しては
問題が山済み。


気象予報の改善も大きな課題となっているが現時点では難しいとのこと。


環境破壊に対しての地球の怒りなのかもしれない・・・



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