浜松の小学生９０５人がノロウイルスに感染 ∑(〇Д◎ﾉ)ﾉ

１６日、浜松市の１４の公立小学校で合わせて９０５人の児童が

相次いで下痢やおう吐などの症状を訴えて学校を欠席し、１２校が

学校閉鎖、２校が学級閉鎖の措置になった。

浜松市内の中区と東区、それに南区の１４の公立小学校で、１年生から

６年生までのすべての学年の合わせて９０５人の児童が相次いで下痢や

おう吐などの症状を訴えて学校を欠席した。

このうち、１７日まで１２校が学校閉鎖、２校が学級閉鎖の措置をとった。



有玉小学校 の柴田孝行校長は、「きょう午前中に早退した子が

１０人以上いて、中には学級の半分が休んだクラスもあった。

教職員も６人が休んでいる。きのうまで、休んでいた児童は数人

だったので、急に増えたので驚いている。学校で消毒を行うとともに、

家庭に電話をかけるなどして児童のケアにも当たりたい」と話している。


浜松市東区の中ノ町小学校では１６日、全校児童のうち、およそ４分の

１に当たる９６人が下痢やおう吐などの症状を訴えて欠席した。

欠席した児童は１年生から６年生まで、すべての学年にわたり、

早退した児童も１０人余りいて、症状が出た子どもは１００人を

超えているほか、同じような症状を訴えている教職員も５人いる

ということです。

学校では１６日は給食を中止し、児童全員を午前中で帰宅させ、１７日も

学校閉鎖にする措置を取りました。


浜松市中区の双葉小学校では、１時間ほどかけて、

教員など２０人ほどで校舎内の机の上や水道の蛇口、手すりなどを

消毒したということです。

双葉小学校の馬渕豊校長は、「きょうになって急におう吐の症状を

訴える児童が出てきたので、念のため校舎内の消毒を行った。休んだ

子どもの一部は病院で胃腸炎と診断されたと聞いている」と話しています。


これまでに調べた１７人の児童のうち、１１人からノロウイルスが

検出されたということで、保健所は学校への立ち入り調査などを

行い、詳しい原因について調べていると言う事です。


静岡県は、今後もノロウイルスによる食中毒のおそれが高いとして、

１６日、今シーズン初めて「ノロウイルス食中毒注意報」を出しました。

　

静岡県は、料理の前やトイレのあとなどに必ず手を洗うことや、調理器具の

消毒、それにドアノブや水道の蛇口など多くの人が手を触れる場所を

こまめに消毒するよう呼びかけている。

寒い時期ほど食中毒になりやすい状態なのでこれ以上被害が

広がらないように静岡県は対処が急がれている。





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