ソチオリンピック開催後の跡地は?栄光と引き換えの五輪開催の損得 [ビジネス・経済]
2月23日、ソチオリンピックが閉幕を迎えた。
開催が危ぶまれ建設が遅れたホテルや歯医者の診察室のようなバーや、
ツイッターにアップロードされた「ツイントイレ」の写真はさておき、今年の
スポーツの祭典を総括するには時期尚早かもしれない。
巨額な資金を投入する一方で建設した施設の殆どが無駄になったり、
五輪記念として莫大な維持費をかける物だけが残ったり・・・
2020年の「東京オリンピック」に向けて巨額な予算をあて競技施設や
運営費、宿泊施設を建設予定だが、このオリンピック、世界の競技大会
として話題にはなるが、歴史に残るだけでただの「損な役回り」なのでは
ないのだろうか?
それを裏付けるこんな記事を見つけた。
身近な所で「大阪万博」のシンボル「太陽の塔」は劣化が進み耐震構造なんぞ無かった時代の建造物だった為に大掛かりな補修が必要だが、その費用も捻出できず塔の中には入場できない状態になっているのが現実なのだ。
しかしオリンピック開催のその中には「大きな希望と展望」が含まれているのだが、前開催地の教訓も無く夢と妄想だけが後押ししていくのも現実なのだ・・・
この様に開催前の予算は肥大を繰り返しその後取り残された施設などは金も生まないまま維持費が増大の道を歩んでいる。
もちろん2020年の「東京オリンピック」も同じことで、日本の面子にかけて壮大なオリンピックとなってしまう事は予算の超過につながってしまうのは必須になってしまう。
開催前の「予算」は発表されるが、終わってからの収支の発表は無い。
大丈夫なのか日本?
開催が危ぶまれ建設が遅れたホテルや歯医者の診察室のようなバーや、
ツイッターにアップロードされた「ツイントイレ」の写真はさておき、今年の
スポーツの祭典を総括するには時期尚早かもしれない。
巨額な資金を投入する一方で建設した施設の殆どが無駄になったり、
五輪記念として莫大な維持費をかける物だけが残ったり・・・
2020年の「東京オリンピック」に向けて巨額な予算をあて競技施設や
運営費、宿泊施設を建設予定だが、このオリンピック、世界の競技大会
として話題にはなるが、歴史に残るだけでただの「損な役回り」なのでは
ないのだろうか?
それを裏付けるこんな記事を見つけた。
金食い虫か? 五輪開催の損得オリンピック開催後も観光などで利益が出ると考えているが、数年たつと維持費の方が遥かに高くなる。
憶えているだろうか? 開催地がロンドンに決定した2005年当時のライバル都市はパリ。ロンドン招致の目玉は、スポーツ振興ならぬイーストロンドン活性化策だった。昔からスラム街として取り残され、所得、失業率、寿命、健康すべてにおいて、社会・経済的にも底辺に位置していた。
“遺産となる五輪”とうたわれたロンドン五輪について、当時の外相ジャック・ストロー氏は“地域再生の活力”、つまりイーストロンドンの病を治すチャンスになると断言している。
ちなみに、ソチ冬季五輪の開催費用は510億ドル(約5兆2000億円)と伝えられているが、ロンドンは148億ドル(約1兆5000億円)で済んでいる。
オリンピック会場建設委員会(ODA)の設計主任を務めたジェローム・フロスト(Jerome Frost)氏は、「重要なのは何を残したかだ。
五輪の評価は開催中ではなく開催後に何が起きたかに基づいて下されるべきだ」と述べている。
ODAによれば、大会中に使用された競技場は地域のスポーツセンターに、選手村は民間の住宅(半数は低所得者向け)に生まれ変わったという。
経済効果はあらゆる分野に及んだ。
ただし、ロンドンのような事例はまれだ。約束ばかり並べて実態が伴わない五輪は決して珍しくない。
朽ち果てていくクジラの死骸のように無残な姿をさらすスタジアムなど、意図せぬ結末を迎えるケースが繰り返されてきた。
例えば、1976年のモントリオール五輪は、街を破綻寸前に追い込んでいる。
地元カナダのジャーナリストが“目障りな突出物”と呼んだ、異例なほど不格好なメインスタジアムは、雪の重さに耐えかねて屋根が崩れ落ちるという欠陥を露呈。
4億2300万ドル(約432億円)をかけて建設された北京五輪のスタジアム(通称:鳥の巣)は、今や平凡な観光名所に成り下がった。
剥がれ落ちる塗装の維持費として、年間1100万ドル(約11億2550 万円)を費やしているという。
ナショナルジオグラフィック ニュースより引用
身近な所で「大阪万博」のシンボル「太陽の塔」は劣化が進み耐震構造なんぞ無かった時代の建造物だった為に大掛かりな補修が必要だが、その費用も捻出できず塔の中には入場できない状態になっているのが現実なのだ。
しかしオリンピック開催のその中には「大きな希望と展望」が含まれているのだが、前開催地の教訓も無く夢と妄想だけが後押ししていくのも現実なのだ・・・
◆誇大妄想
開催地のその後について、オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクールの特別研究員アリソン・スチュアート(Allison Stewart)氏に話を聞いた。
同氏が開催前に共同で執筆した論文では、予算超過が当たり前になっている現代五輪の病弊を指摘している。
調査の対象となった17の開催地すべてが、追加予算の投入を余儀なくされたという。
【2014年ソチ】冬季大会は夏よりも小規模で済むはずだが、大盤振る舞いだったソチが新たな標準になるのだろうか? 開催費用は、推定で510億ドルと発表されている。
その通りの金額であれば、施設の再利用など遺産として残る割合は? 冬期のリゾートを目指す意図もあったようだが(本来、夏のリゾート地)、そのためには多くのスキー客に来てもらわなければならない。
【2008年北京】中国の目的は、世界の檜舞台に躍り出ることだったようだ。
掲げていたのは“私たちはここにいる!”というメッセージ。
目的は達成されたが、投資に見合っていたかどうかは別問題だ。
スタジアム建設のため一掃された北京の中心部は、血の通っていない不毛の地になってしまった。
予算超過は4%と報道されているが、うのみにはできない。
【2004年アテネ】不成功に終わったとの評価が一般的だ。
完成が遅れたスタジアムは、開催後何年も使用されていない。
現在の景気後退の一因は五輪にあるという声も聞かれる。
予算超過60%。
【2000年シドニー】良い見本として評価されている。
再利用されていない施設も多いが、会場となったシドニー郊外のホームブッシュベイは復活を遂げた。
運営方法に関するノウハウ集積のために、かなりの事前投資が行われたという。
予算超過90%。
【1996年アトランタ】爆破事件が五輪の歴史に汚点を残す。
スポンサーが多く、商業的な側面が大きかった。
大きな波及効果はなかったようだが、間違いなくマイナスにはなっていない。
予算超過約147%。
【1992年バルセロナ】予算は超過したものの、成功モデルと評価されている。
都市開発という確固たる目的があり、五輪はその手段だった。
地下鉄、空港、道路などのインフラ整備が進み、衰退の一途をたどってたバルセロナが国際都市の仲間入りを果たす。
予算超過417%。
【1976年モントリオール】「男が子どもを産むことができないように、五輪が予算超過に陥ることはない」。
ジャン・ドラポー(Jean Drapeau)市長(当時)の有名な言葉も虚しく、当初予算は8倍に膨れあがった。
スタジアムは空き家状態が続いているが、オリンピック公園は観光名所として活用されている。
しかし、それだけの価値があったのだろうか? 借金返済の税金投入は30年も続き、開催例の反面教師と酷評されている。
ナショナルジオグラフィック ニュースより引用
この様に開催前の予算は肥大を繰り返しその後取り残された施設などは金も生まないまま維持費が増大の道を歩んでいる。
もちろん2020年の「東京オリンピック」も同じことで、日本の面子にかけて壮大なオリンピックとなってしまう事は予算の超過につながってしまうのは必須になってしまう。
開催前の「予算」は発表されるが、終わってからの収支の発表は無い。
大丈夫なのか日本?
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