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虫こぶ [奇妙な生き物・UMA]

虫こぶ  よく、葉っぱに丸い物がついているのを見たことは無いだろうか。
それが「虫こぶ」と呼ばれる物なのだが、何で出来るのか調べてみたら驚く事が∑(=゚ω゚=;)
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なんと、この粒の中には虫の幼虫が入っているのだと言う~(*゚◇゚)yヽ~ ポロッ

ハチ目のタマバチの仲間やハエ目のタマバエの仲間、カイガラムシなどが産卵管を植物体に差し込み、葉の内部に卵を産む。

卵の状態ではそれほど目立たない虫こぶも、幼虫、蛹と成長していくうちに大きく膨れ上がり色づいて立派な虫こぶとなる。
こぶになる変化は植物の自衛本能で形成されるが、それを逆手にとっての生き物の知恵なのだ。
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この虫こぶと呼ばれるものは葉に見られるほか、草類の茎や樹木の細枝、花や果実などに見られることもある。その名の通りに昆虫の寄生によって形成されるものが多いが、ダニや線虫によるものや、菌類によるもの、細菌によるものもある。
それらはその原因によってダニえいや菌えい、細菌ならクラウンゴールなどと呼び分けることもあるが、すべてまとめて虫こぶという場合も多い。ゴールという語はそれらすべてに適用される。

植物以外にも適用される例もあり、たとえばパラシテラというカビは近縁のケカビに寄生するが、その際に菌糸の付着部分がふくれるのもゴールと呼ぶ。
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虫こぶは時には果樹などにもできる。害虫として作物に寄生する昆虫が虫こぶを作るものの場合、表面に昆虫が露出していないので駆除がしづらい。さらに病気を持ち込むこともあり、タマバチやタマバエは厄介な害虫として君臨している。

役に立つ例もある。オークやヌルデの虫こぶにはタンニンが豊富に含まれるため、それぞれ皮革のなめし剤やお歯黒の材料として用いられた。
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マタタビ酒と呼ばれるものの原料(通称マタタビの実)はマタタビの生果ではなく、マタタビミタマバエによる「マタタビフクレフシ」という虫こぶとなった果実である。


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タグ:虫こぶ
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